IoTシステム技術検定中級対策 第2章(2/2)

「IoTシステム技術検定 中級」への試験対策用アウトプットです。

データ駆動型システム

  • IoTサービスプラットフォーム
    • IoTサービスのプラットフォームは、従来アプリケーションごとに構成していた「垂直統合型」から、共通プラットフォームとしてまとめられた「水平連携型」にシフトし つつある。
    • 「水平連携型」のメリットは、アプリケーションの構築が容易になるだけではなく、アプリケーション間のデータ共有・連携が可能となる。
    • このIoT共通サービス機能を、ITU-Tでは「M2M/IoTサービス層」と定義されている。この層の機能実態は次の7つ。
      1. データ収集
      2. データ蓄積
      3. データ可視化・分析
      4. 遠隔制御
      5. イベント通知
      6. バイス管理
      7. アプリケーションインターフェイス
  • データ収集の方法
    • アップロード方式:IoTデバイス → IoTサーバ
      • 逐次収集方式:都度送信。(ヘッダ付加による)データ増加→ネットワーク負荷増大。サーバストレージ負荷増大。リアルタイム性◎。
      • 一時蓄積方式:一定時間まとめ送り。ネットワーク負荷減少。リアルタイム性悪。
      • 区間集約方式:サマリ送り。ネットワーク負荷・ストレージ負荷減少。リアルタイム性悪。
    • ポーリング方式:IoTサーバ → IoTデバイス
    • パブリッシュ・サブスクライブ方式
  • 遠隔制御の方法
    • 直接制御方式:IoTサーバ→デバイス直接制御。即時性◎。セキュリティリスクあり。
    • ポーリング方式:IoTデバイス(IoTゲートウェイ)がサーバに問い合わせる。即時性はポーリング間隔に依存。ネットワーク負荷過多。
    • ロングポーリング方式:基本はポーリングと同じ。違いは、サーバは即応せず、タイムアウトしない程度に応答を留める点。とどめている間に応答が必要になれば、返信する。ネットワーク負荷軽減。
    • 双方向通信方式:WebSocket。
    • ウエイクアップ方式:IoTサーバ→IoTゲートウェイで起動指示(SMS等を使用)。IoTゲートウェイ→IoTサーバへ要求を取得に行く。