「IoTシステム技術検定 中級」への試験対策用アウトプットです。
データ駆動型システム
- IoTサービスプラットフォーム
- IoTサービスのプラットフォームは、従来アプリケーションごとに構成していた「垂直統合型」から、共通プラットフォームとしてまとめられた「水平連携型」にシフトし
つつある。
- 「水平連携型」のメリットは、アプリケーションの構築が容易になるだけではなく、アプリケーション間のデータ共有・連携が可能となる。
- このIoT共通サービス機能を、ITU-Tでは「M2M/IoTサービス層」と定義されている。この層の機能実態は次の7つ。
- データ収集
- データ蓄積
- データ可視化・分析
- 遠隔制御
- イベント通知
- デバイス管理
- アプリケーションインターフェイス
- データ収集の方法
- アップロード方式:IoTデバイス → IoTサーバ
- 逐次収集方式:都度送信。(ヘッダ付加による)データ増加→ネットワーク負荷増大。サーバストレージ負荷増大。リアルタイム性◎。
- 一時蓄積方式:一定時間まとめ送り。ネットワーク負荷減少。リアルタイム性悪。
- 区間集約方式:サマリ送り。ネットワーク負荷・ストレージ負荷減少。リアルタイム性悪。
- ポーリング方式:IoTサーバ → IoTデバイス
- パブリッシュ・サブスクライブ方式
- 遠隔制御の方法
- 直接制御方式:IoTサーバ→デバイス直接制御。即時性◎。セキュリティリスクあり。
- ポーリング方式:IoTデバイス(IoTゲートウェイ)がサーバに問い合わせる。即時性はポーリング間隔に依存。ネットワーク負荷過多。
- ロングポーリング方式:基本はポーリングと同じ。違いは、サーバは即応せず、タイムアウトしない程度に応答を留める点。とどめている間に応答が必要になれば、返信する。ネットワーク負荷軽減。
- 双方向通信方式:WebSocket。
- ウエイクアップ方式:IoTサーバ→IoTゲートウェイで起動指示(SMS等を使用)。IoTゲートウェイ→IoTサーバへ要求を取得に行く。