「IoTシステム技術検定 中級」への試験対策用アウトプットです。
第4章 IoT通信方式
IoTエリアネットワーク無線
電波特性
- 超長波~サブミリ波まで。
- 周波数が小さい > 周波数が大きい
- >伝搬損失が大きい
- >透過し難い
- >直進性が強い
- >情報伝送容量が大きい
- >アンテナが小さい
- IoTエリアネットワークでは、300MHz~3GHzのUHF帯が主に使用される。
- サブギガ帯(Sub-GHz帯)と呼ばれる、1GHzに満たない帯域も活用される。
- <920MHz帯の特長>
- 通信距離は2.4GHz帯の約10倍
- 伝送速度は400MHz帯の10倍以上
- 干渉の影響が少ない(WLAN/Bluetooth/電子レンジ 等)
- <920MHz帯の特長>
IoTエリアネットワーク無線の種別
- Bluetooth
- IEEE802.15.4
-
- IEEE802.11:無線LAN。
- 802.11n以降を wifi4~ と呼ぶことがある。
- 上記表とは別の、802.11ah(Wifi - HaLow)がIoT向け規格として策定。802.11ac を1/10クロックダウン。LPWAに分類される場合がある。
- アクセスポイントとIoTデバイスが相互に接続を検知する方法として、CSMA/CA方式がある。隠れ端末問題と晒し端末問題により、スループットが低下する。対策は、RTS/CTS信号を利用すること、適切なChを割り当てること。
- 周波数を分割することで複数ch割り当てが可能。
- 2.4GHz帯(~2.5GHz)では5MHz毎に計13ch(日本のみ14ch)。
- 5GHz帯(~5.7GHz)では20MHz毎に計19ch。
- IEEE802.11:無線LAN。
近距離無線
- IoT特化無線システム
- Z-WAVE
- EnOcean
- Dust Network:工業用。プロセスモニタ、状態監視など。メッシュネットワークを使用した「切れない無線」。時間同期メッシュ・プロトコル(TSMP)を使用。