Raspberry Pi # 距離測定(time-of-flight)
今回のお題
前回作成した有機ELディスプレイをもう少し活かしたく、センサーからの距離情報を画面に表示させるギミックを作ってみることにしました。
使用したパーツ
VKLSVAN製のVL53L0Xという距離センサーになります。
距離センサーにはいくつかの種類がありますが、今回は time-of-flight 方式を使います。
仕様上、最大距離は2.0m。
(前回同様ですが)購入すると、以下の通りPINと基盤が別々になっていますので、ハンダで足留めする必要があります。さすがにこのぐらいはできるようになりました(^^
Raspberry Pi接続
接続は下図のとおりです。
今回はインターフェイスとして、I2Cを使用します。
センサーから連続して距離を取得して、3回分の平均を取り、その値を画面に表示します。
できあがり
カメラ自体が障壁になっているので、近づくことで距離が縮まっていきます。
ソースは以下のGitにアップロードしています。
github.com
所感
やっぱり有機EL「SSD1306」の画面表示があると、できあがりが映えますね^^
次回は、これによる距離と顔画像認識、サーモセンサーを使った非接触体温計を作ってみたいと思います。