「IoTシステム技術検定 中級」への試験対策用アウトプットです。
第4章 IoT通信方式
広域通信網(WAN)
- 固定回線
- 無線通信回線
- 公衆網と閉域網
- IoTにおける通信の特徴と3GPPにおけるIoT用WANの技術動向
- IoTに関わる標準化動向
- 通常のモバイル通信トラフィックへの影響軽減のための標準化
- ネットワークやデバイス機能のIoT最適化のための標準化
- IoT最適化標準化動向
- LPGAと5G同行
- LPGA
- SigFox
- LoRaWAN
- LTE Cat.M1(LTE-M)
- NB-IoT
5G
5Gには3つの目標値がある
名称 |
内容 |
目標値 |
eMBB |
超高速 大容量通信 |
下り最大20Gbps 上り最大10Gbps |
URLLC |
超高信頼 低遅延通信 |
32Bytesパケット送信 99.999%の信頼性 伝送遅延1msec以下 |
mMTC |
超大量接続 |
1km2あたり百万台デバイス同時接続 |
- ネットワークで伝送されるデータ量
- TCP通信では、最低でも(オプション未指定の場合でも)上下で合計360bytesのTCP/IPヘッダが付加される。
- 3WAYハンドシェイク 120bytes(上80、下40)
- データ伝送 80bytes(上40、下40)
- TCPクローズ処理 160bytes(上80、下80)
- IoTにおけるトラフィックの留意事項
- 無線WANの通信速度
- 計算により求めた伝送速度の方式を選択すること
- データ遅延による弊害のため、タイムアウト値の検討を行うこと。
- 3GやLTEでは料金プランの通信上限を超えた場合の、速度制限に注意すること
- 無線WANの通信経路確立
- 無線WAN網への負荷分散
- 無線WAN利用時のデータ再送
- データに応じて再送の要否を検討。到達が遅くても必ず送信しなければならないか、遅れては意味をなさないかによる。
- 短期間に際限なく再送を繰り返すと、課金が上がるリスクがある。再送回数を決め、徐々に再送間隔を広げていく方法がよい。
- IoTシステムのレイテンシー